| 質問1. | 要するに「頭のよい子が育つ家」ってどのような家のことなのですか? 有名私立中学に合格するための間取りがあるのですか? |
| 回答: | また同時に、私は頭のよい子を育てるためのもうひとつのキーワードとして、「コミュニケーション」という言葉をあげています。それは、「住まいかた」を決める父親と、「住まいかた」を考え工夫する母親が、その重要な鍵を握っているということでもあります。 |
| 質問2. | 「頭のよい子が育つ家」に住んだのに、中学受験に失敗することはないのですか? 保証はしていただけるのですか? |
| 回答: | そういった住環境で育った「よい子」たちはコミュニケーション能力も高くなり、結果的に受験にも成功しているという話なのです。コミュニケーション能力を重視する近年の中学受験の傾向もそれを手伝っていると言えるでしょう。 |
| 質問3. | なぜ受験に成功した事例ばかりを研究し、紹介しているのですか? 良い事例と悪い事例を比較していくべきではないのですか? |
| 回答: | 私は「中学受験を行わせる家庭」というのが、そんな「古き良き日本の住文化」の真逆の存在であるのでは?と仮定して調査しました。その結果、調査させていただいた「中学受験を行わせる家庭」こそが、 「古き良き日本の住文化」そのものであることがわかったのです。 そういった経緯があって、その調査結果をまとめた書籍を出版する際に「頭のよい子が育つ家」というタイトルをつけることになりました。ですから、決して良い事例ばかりを選んで調査していたわけではないのです。 |
| 質問4. | 過去に調査されたご家庭のお子さんたちは、その後どのように成長されているのですか? 追跡調査はされているのでしょうか? |
| 回答: | (2008年9月現在) もちろん、彼らの追跡調査は行っていますし、これからも続ける予定です。彼らの多くは「お父さん、お母さん、ありがとう」という気持ちをしっかりと表現できる大人に成長しました。世のお父さん、お母さんにとって、子どもに「ありがとう」と言ってもらえる事ほど嬉しいことはないと思います。そしてこの一言こそが、まさに「エンジョイ子育て」の真髄にほかならないと考えているのです。 |
| 質問5. | 子どもにどんな本を読ませればよいのでしょうか? 四十万先生お薦めの本があれば教えてください。 |
| 回答: | 本棚にはご両親の本、子どもの本を全てゴチャゴチャに入れておくのがコツです。子どもにはまだ少し難しい本でも、そこに存在するだけで意味があります。いつの日かその本を自ら手にとって読み始めたお子さんを見て、成長を実感することができるでしょう。 具体的なお薦め書籍に関しては、私からはもちろんのこと、中学の先生方にも推薦していただいた55冊のリストが小著「頭のよい子が育つ本棚」(学研)の巻末に掲載されておりますので、よろしければそちらもご覧ください。 |
| 質問6. | 子どもが見るテレビ番組は、親が制限した方がよいのでしょうか? 見せたくない番組を見たがったときの対応は? |
| 回答: | 子どもが見たいという番組には、子どもなりに見たい「理由」があります。例えば、「学校で友達の話題についていけなくなる」といった理由です。「たったそれだけの理由で・・・」とお思いかもしれませんが、子どもにとってはこれは一大事なのです。 頭ごなしに「ダメ!」といっても「なぜダメなんだろう?」と疑問や不満を持つだけですから、逆に「どうしてそんなに見たいの?」と、お子さんの真意を聞いてあげる姿勢が必要なのかもしれません。 |
| 質問7. | 子どもと上手にコミュニケーションをとるにはどうすればよいのでしょうか? 何かコツなどがあれば教えてください。 |
| 回答: | そこでお薦めしたいのが「書く(描く)」というコミュニケーションです。「書く(描く)」という行為は大人も子どもも対等です。子どもたちは「書く(描く)」ことで自分の気持ちをストレートに表現できます。また、書いたものは形に残りますので、お子さんの成長の記録や家族の思い出となる点も見逃せないですね。 関連書籍: 「頭のよい子の家にはなぜホワイトボードがあるのか」 (主婦と生活社) |
| 質問8. | 子育てにおける両親の役割分担はどのようにお考えですか? 普段、子どもと接する機会が少ない父親のあるべき姿とは? |
| 回答: | 一方、お父さんはどうでしょう。 「子育ては妻にまかせてあるし・・・」という方も多いのではないでしょうか。しかし、お父さんにも大切な役割があるのです。それは「親父の背中」を通して夢を与え、強さを教えることです。 両親を目標にできる子どもは誰よりも幸せです。ご両親にはお子さんの憧れ・目標として輝ける存在であって欲しいと思います。 |
| 質問9. | 子どもがなかなか言うことを聞いてくれず、子育てを苦痛にすら感じるようになってしまいました。何かいい方法はないでしょうか? |
| 回答: | 「エンジョイ子育て」。私が子育て世代のお母さんたちにいちばんお伝えしたいことは、実はこれなのです。21世紀のわが国においては、少子高齢化が大きな社会問題となっています。国や社会の施策などにも多くの問題点があると指摘されていますが、私は、女性が子育てを楽しむことが最大の解決方法であると感じています。心から子育てを楽しめれば、結果として子どもの学習能力にも寄与するので、どうぞ自信を持ってお子さんとの日々の暮らしを楽しんでみてください。 |
| 質問10. | この研究は既に終了してしまっているのですか? それとも、その後も何らかの形で研究を続けられているのですか? |
| 回答: | 実は、このようなライフステージごとの住まいかたの研究は既に実施しており、その答えも出ています。さらに検証を重ねることでコンセプトの精度を高め、みなさまにもいずれ何らかの形でご紹介させていただきたいと思っています。 |